CURRY BAR 店主 新居宏文さん インタビュー
2016/01/31
メニュー表に、各地の温泉が掲載されている店を、私は他に知らない。
東京。降り立ってもランドマークがない、曙橋。
とあるビルの地下に、その店がある。
階段を降りるごとに漂ってくるカレースパイスの香り、店内には馴染みの常連客、
居心地のよい空間。CURRY BAR
飴色のカウンターの向こうで、静かに迎えてくれる店主は穏やか。
気まぐれなメニューもおもしろい。
どれも魅力だが、しかしこの店の大切なところは、たぶん目に見えていない。
さて、それが伝わるとよいのだが…
やりたいこと云々よりも「食っていかなければ」
―関西から東京に来られたんですよね?
そうです。2008年の春ぐらいに一度東京に来ていたので、それ以来ですかね。今はカレーのお店とケータリングをしています。
―どちらを先に始めていらっしゃったのですか?
ケータリングです。
―それは、自分の好きなことを仕事にしようという考えで?
いえ。もうほんと偶発的というか、当時は30才過ぎまでぶらぶらしていて…これはヤバイ、何かやらないと、と思っていました。やりたいこと云々よりも「食っていかなければ」と頭が切り替わりましたね。サラリーマンはやらないと決めていたのですが、じゃあ何をするのか? そこで自分のそれまでを考えた時に「手っ取り早くやるなら飲食だ」と浮かび…それでも極力やりたくなかったんですが…しょうがなしにという感じで、最初はかき氷屋をやろうと思っていました。
夏だけ働いて、冬は温泉でぶらぶらしようと(笑)。かき氷屋なら食べ物が残らないからリスクも薄いし、ちょっとこだわりのあるかき氷屋にすれば夏は絶対ヒットすると思っていました。それで当時、東京に来ていろいろと店を回ったんです。そうしたらお茶に興味がでてきて…いわゆる抹茶ですよね。抹茶を知れば、かき氷でも宇治金時にできるじゃないですか。
それで、お茶屋に行こうと思っていたら、あるお店がたまたま従業員の募集をしていたんです。その時は気になりつつもいったん関西に戻り、改めて東京に行くと決めた時、その募集がまだあったので連絡したんですが…「1日前に決まりました」って。
もう東京に行くことは決めていたので…あっちゃーみたいな(笑)。でも、とりあえず出てきて…やっぱり、まずその店に行きたいなと思いました。「もしかしたら、募集で採用された人が辞めるかもしれない」という考えもよぎったんです。でも結局ダメでした。それで「う~ん、どうしようかな」と思いつつ、それでもお茶の店にはいろいろ行っていました。
カレーいいじゃない
ある時、紅茶の専門店がふと気になって入ってみたんです。そうしたら…そこがすごい良くて! スムージーカクテルっていう紅茶のスムージーがあったんですけど、「あ! これはかき氷に使える! 覚えたい!」と思いました。
しかも、たまたま従業員を募集していたんですよ。だけど店員は若い女の子ばっかりだったから、「まさか無理だろうな…」と話してみたら、社長さんが即採用してくれたんです。それが紅茶との出会いでした。最初はスムージーを覚えたいと思って入ったんですけれど…紅茶が面白い。「あ、これは面白い」と思いました。いずれ自分が店をやるなら、夏はかき氷で冬は紅茶。これでいけるじゃないかと(笑)
―完成しましたね(笑)。
紅茶はほんとに奥深くて、面白い。自分にも合っていたと思います。そうしたら今度は、「店をやるにしても、かき氷と紅茶だけではちょっと弱いな。ランチがほしい。」と考えるようになりました。
「どうするかな~」と考えていた時に…今でも覚えているんですけど、西荻窪を歩いていて…パっと横を見たら、「カレースタッフ募集」って書いてあったんですよ。で、「カレーいいじゃない」と。たとえば日本料理だったら、何年も修行が必要でしょうけど、カレーならそういうことが問われないんじゃないか、とも思ったんです。
それからはカレーを食べ歩くようになり、気に入ったカレー屋さんで「興味あるんです」と言って、スパイスの使い方を教えてもらったりしていました。
自分がやるにはちょうどいい
ちょうどその頃、インドかスリランカへ行こうと思っていたんですけれど、その旅費のためにしたアルバイトがケータリングだったんです。以前にもしたことがあったんですけれど、「これは面白い」と思いましたね。
僕は、同じことをずっと繰り返すというのがあまり得意ではないんですが、ケータリングは毎回場所が変わる緊張感と面白さがあって「これなら飽きずにやれるかも」と思いました。忙しい季節が決まっているし、食べ物のロスも少ない。予約が入った時だけ、必要な分を用意して行けばいい。「ケータリングで紅茶をやっているところなんて、たぶん他にないだろう。自分がやるにはちょうどいい。」と思い、始めました。
やるなら、ちょっと上質な感じのパーティーにしようと、吉祥寺でデザイナーズマンションを借りて始めたんです。が…始めた途端、10日目に震災(注:東日本大震災)にあいました。
2月の終わりから3月の始めの頃、最初にオープニングレセプションを開いたのですが、その10日後に震災。
もうそんな、とてもじゃないけど、なんか…飲むとか、楽しく食べる…とは言えない雰囲気になりました。
それからいろいろなことが重なり、そこを出なければいけないことになったんです。引っ越さなければいけない日が決まっていたので…いくつもいくつも物件を探して回ったんですけど、決まりそうになっては全部流れてしまい…、不動産屋さんから「ここありますよ」と言われたのは、もう引っ越しの4日前でした。2011年11月の10日ぐらいだったと思います。
慌ててここ(注:2015年現在、お店がある曙橋)の物件を見に来ました。その時は蜘蛛の巣がはっている状態で、3ヶ月ぐらい手つかずになっていたようです。でも、ここに来た瞬間「あ~もうここでいい」と思っていました。
―いわゆる居抜き物件だったのですか?
はい、完全に居抜きです。だから、いろんな状態も整ってはいたんです。曙橋なんてまったくダメだろうと思っていた場所で、しかも地下。「ありえない」と最初は思っていた物件なんですけど、引っ越しの4日前というところでしたから、もうとにかく動かないと。それでも、なんかここはいい感じがしたんです。
軸が必要
最初はカレーもやるつもりなかったんですよ。ケータリングでやり続けるつもりだったんですけど…宣伝も何も、もう何もできない状態だったので…じゃあとりあえず、こういう状態だし、カレーでもするか、と。それが始まりです。
―今はケータリングよりもカレーがメインなのでしょうか?
そうですね。ふわついたことをやっていても、たぶんやっていけない、軸が必要。そしたら、たまたまカレーというものが自分に合っていたというか、これを軸にすれば広がっていけるんじゃないか、と。
カレーは「作り手の人柄を味わうもんだ」と思っていたんですよ。スパイスって「その時の気分を楽しむ」というところがあるなって。修行してどうのこうのとか、固定概念とか、こうじゃなきゃいけないとか、極めるなんていうのは全然なくて、その時に出てきたものをいかに楽しむか? みたいなのがあるのかなと。まさに一期一会を楽しむ。
旅が分かりやすい一期一会の最たるものだとしたら、カレーは最も身近に味わえる一期一会かなと。それに極めるものではないから、「カレー道」は生まれない。同じ国民食と言われるラーメンには道があるけど、カレーにはない。そういうのが自分には合っているな。だから、それをじっくり繰り返してやることによって、一つずつ形になっていって…それから他のこと、たとえばケータリングに派生していくほうがいいのかな? と思っていました。
―まず軸がありきということですね。
はい。軸がなければ長くは続かない。大切なことは続けること。「深さ」があってはじめてひとは味わいたいと思うのではないかと。今は「米」を中心に考えています。日本はコメで育った国だから。自分もそこに関わっていたい。そこに関わることで、自分のこれまでとこれからを肯定していけるのではないかと。だから自分の作るカレーは常にコメありき。
お米を、和の食材を、気楽にスパイスで楽しむ。日本人が持つカレーのイメージを少しずつでも変えていけたら…というのはかなり大げさですけど。気候も食に関する環境もどんどん変わっている。カレーのルーとは別に、日本人が日本流にスパイスを楽しめばいい。今がまさにその時期ではないかと勝手に思ってます。準備が整い次第、カレーに加えてコメを使ったスイーツを真ん中に、日本茶や紅茶に日本酒を気楽に楽しめて…、みたいなことを考えてます。
―サラリーマンになるつもりはなかったというお話でしたが、紅茶のお店で働いた時に、その会社に勤めるという考えは出てこなかったのですか?
なかったですね。まったくなかったです。そこで働いている間は「それだけの貢献は絶対する」という意欲でやっていましたけど、属するということはまったく思わなかったです。自分を買いかぶって、高く評価しすぎていたんでしょうね。だから、どこかに属するということに気持ちが傾かなかった。
いかに人とうまく「いい時間を作るか」
―料理は若い頃からされてきたのでしょうか?
アルバイトは飲食が多かったですね。でも料理は、たぶん好きじゃないと思います。もし、何もしなくていいならしないですね。今でも、飲食メインよりも違う方向へいこうと思ってます(笑)。
僕にとって、いかに人とうまく「いい時間を作るか」に、料理があったり紅茶があったり…っていうことなのかなと。だから、料理を好きっていうことは…たぶんない。好きではないけどする必然性がある。そう思っていますね。
―料理とか紅茶を楽しむよりも、大事にしたいことはコミュニケーションなんですね。
そうなるんですかね。僕は、紅茶のテイスティングを「自分の味覚を磨く時間、リセットする時間」だと思っているんですけど、その時はやっぱり、紅茶と勝負している…みたいな感じはしますね。紅茶がこう、「わかるか? これ」みたいな感じにくるのを(笑)。そういうのは常に思います。カレーを作っている時も常に勝負です、毎回違いますから。だから作っている時もコミュニケーション。
―カレーとコミュニケーションですか?
はい、カレーと。こう…カレーが「お前、今スパイス入れるタイミング違ったじゃないか、だから俺はこうやって出してやるよ」みたいな味が出てきて…「あ~やられた~」っていう感じですよね(笑)。そしたら、それをどうやって直そうか? というのはよく思います。
―プロ意識というか、自分が作るものに対する真摯な姿勢を感じます。
「自分が納得しないものを人に薦めたくない」っていうのはすごくあります。だから会社員を選べなかったんだと思うんですよね。会社員だと、自分のルールより組織のルールを重んじる場合も多々あると思うんです。でも、自分でやる場合は自分のルールに従える。プロ意識というか、「納得したい」というのが常にあるんでしょうね、やっていることに対して。自分自身が「これならいいだろう」って。だからまぁ…大きなことはできないですよね(笑)。
お店をやっていても、「美味しさの共有」をしているだけだと思ってるんです。自分が作ったものどうこうよりも、「このカレー美味しいですよね?」という共有なんですよ。もう本当に。だから…よく来てくれる人たちに「今日おいしいやろ?」と言います。で、満点までいかない時はやっぱり「今日ちょっとちゃうもんねぇ」とか言うんです。
―お店のメニュー表に温泉が載っているのが気になっていたのですが、「今日のカレー美味しいやろ?」という共有の感覚は、「この温泉いいでしょ?」というのと同じなんですね。
おんなじです。まったく一緒です。自分の琴線に触れたものなら何でもいいんです。人と共有できるって一番いいことだと思います。だからメニューにもおすすめの温泉が載ってるんです。
―なぜ温泉なのですか?
最近になって、自分を言葉にすると、「透明感」「一体感」「解放感」だなぁと思うんです。その要素があるのが温泉なんですよ。だから自分にとっては、ズバリはまる必然みたいなところなんですよね。それに身体によい効果を与える。スパイスと同じですね。数値的な検証はさておき、代謝を高めることは事実ですし、何より身体が喜ぶのが分かる。天然の湯の恵みに包まれる。しかも裸で。何も隠せないし、隠さなくていい。これ以上の開放感を知りません(笑)
―温泉が好きになったのは、東京に来られてから?
旅行していた時から興味はあったんですけど、味わえていなかったですね。その頃はまだファッションの感覚です。旅行で回っていて「あ、温泉! いい雰囲気~」みたいな。泉質の良さとか、全然わかっていなかったです。今も分かっているとは言い難いですが、東京に来て、じっくり温泉を回るようになってきてから。自分の中で「あぁここはいい」ってビリビリくる感じがはっきり出てきたんです。それを今は楽しんでますね。
―それはご自身の感覚ということですか?
はい。昔からそうでした。すごくきれいな景色の中に、自分がどれだけ一体になれるか。「ほんと、この空きれいな~」という景色の中に、自分をどれだけ溶けこませられるかを、すごく意識していたような気がしますね。僕にとって、旅行はレジャーではないんです。なんというか、旅行に行って、そこでどれだけ自分の感性を高められるか? 磨けるか? そういうことなんですよ。
だからたぶん、みなさんがやられる旅行とは全然違うと思います。レジャーは自分にまったく必要ない。お客さんとしゃべっていても、すごく思いますね。旅行に行って、何を見つけてこれるか? そこで自分は何を感じられるか? そればっかりです。レジャーは必要ないんです。自分になにも返ってこない。
自分にとって「世界」というのはエネルギー交換の場。時間も気持ちも自分が注いだ分だけ、還ってくるところに世界はある。例えて言えば自分にとっては家族がそう。両親が自分たちのことを度外視してまで、子供たちにエネルギーを送る。子供たちはそれに有難さを感じて、親に感謝の気持ちを伝えようとする。その交換が世界。旅も同じです。時間と気持ちを費やせば、その分だけ景色や風景は季節と合わせて美しさや味わいを与えてくれますから。もっと見たい! もっと浸りたいといつも前向きな気持ちにさせてくれます。
温泉は一体感がすごいんですよ。天然の掛け流しの温泉にしか行かないんですけど、あの一体感は嬉しくなりますね。景色との一体感も嬉しいですけど、雄大さが手に余って実感が薄いときもある。でも温泉だとぬくもりとか、もろに伝わるのでわかりやすいんです。あの解放感はたまらないです。
好き×時間
文化って、すごく必要なんだろうと思ってるんです。温泉も文化ですよね。ここにきてから「文化ってなんだろう?」と考えていて…これはまた変わるかもしれないですけれど…文化というのは、「好き×時間」だと思っているんです。
たとえば、個人的に好きで費やしてる時間もあるでしょうけど、もっと多くの時代を経て、当たり前のように好んできた人たちがいて、それがずーっと続いているから文化になっているんだと思うんです。温泉は、開湯1200年を超える温泉もありますから。人間も、「文化を持っている人に惹きつけられる」と思うんですよ。すごく魅力を感じると思うんです。
自分の「好き」がはっきりしていて、それにどれだけ時間を費やしているかで、人はその人に惹きつけられる。だから、文化がない人に僕はたぶん惹きつけられないし、逆に、持っている人にはすごく惹きつけられる。それは人だけに限らず、地域とかもそうです。だから僕にとって温泉というのは明らかに文化があるので、惹きつけられます。
―レジャーは必要ない、自分に返ってこない。というのは、人生は短いからそんなことをやっているヒマはない。もっと自分を高めたい、という意識なのでしょうか?
切迫感があるわけじゃないんですよ、全然。楽しみたいんです。自分を楽しみたい、一期一会を楽しみたい…そのためには、それだけの感覚がないと楽しめないと思ってるんです。だから、常にそういう感覚を高めたい、というのはあるんでしょうね。
レジャーって、他人が作ったものにただ乗せられている気がするんです。非日常の押し売りみたいな。自分にとってそこに上質はない。何かを表出し続けていくのなら、常に上質に触れていないと楽しむことはできないだろうと。
自分を高めたいとか、人生が限られているとかは思わないです。今終わってもべつに構わないです、全然。とにかく「楽しみたい」「味わいたい」ですね。せっかくだから味わいたい。せっかく日本人に生まれているんだから、もっと日本のことを味わいたい。温泉もそうだし、景色もそう、歴史も、そういうことを味わいたい。味わうには感覚が必要。たとえば紅茶だったら、作り手の想いまで味わいたい。そういうことに対しては貪欲なんでしょうね。
―会社員ではない生き方を選ばれて、経済的に不安になる気持ちはなかったのでしょうか。
いやもう、危ないですよね、常に。でも、サラリーマンを選んでいたら得れなかったものもあるだろうし。そこは覚悟っていうか、保険はきかないですよね、生き方に。だから、フラフラする生き方を選んだのなら、そこは見ちゃいけない。
もっとお金があったらもっと色んなところへ行くのに…とか、そんなのいくらでもありますけど。でもそれより、自分の中から出てくるものを作って、それが本当にいいものならお金に変えて…最終的にそこそこの収入は掴める。でも、もしそれが掴めなかったら…自分はそこまでなんだな、とは思っていますね。だから、経済的安定だけのためにっていうのは、たぶん自分は選ばない。
―今までの人生の中で、感動した経験をお聞かせください。
感動は自分の原動力…車のガソリンみたいなものだと思っているので、常に感動していたいです。それで、衝撃だったのは弘前の桜ですね。強烈でした。桜の透明感っていうのは、最も惹きつけられるものだと思っています。8~9回くらいは通いましたね。とくに2014年は最高の桜が見れました。この透明感は他にないですね。
なんというか、ぶっ飛びます。すごくきれいな景色を見た瞬間って、なにも考えないんですよ、ほんとに。「うぉ~きれい! 美しい~!」というだけ。そして次に僕が思うのは「この中に溶け込みたい」、「この透明感をどれだけ自分の中にスーッと通せるだろう?」です。きれいな景色のところに自分を置いて、自分の身をさらして、それで自分の中に濁っている部分があると、その透明感は通らないんです。
それも解放感のひとつですね、きっと。だからレジャーじゃない。そんなレジャーはないじゃないですか(笑)。圧倒的な美しさは人間が作れるものではないので、一期一会というか。その瞬間、その時に行って、そのタイミングで出会えて、かけがえないものです。それを自分がどれだけ味わいつくせるか? もう…全身全霊で。利益になるとかじゃないんです。それは自分が求めているので、もうしょうがないです。
―人工物ではなく、やはり自然に感動するのでしょうか?
圧倒的に自然ですね。人工物に圧倒されたこともありますけど、自然のスケールには敵わない。一体にならないんですよ。「うわ~これすごいな~」とすごさや美しさに魅了されても、そこに一体感はない。まぁ桜も人間が植えたものなのですが、咲かせることは自然にしかできませんから。人工物だと、特に建築物に関して言えば、作り手の技とか思いが土台にあるからか、その空気、風とか、そういうのを自分はあまり感じられない。
ほんと桜の透明感ってすごいんですよね。そこに自分がいると、笑えるくらい嬉しいんですよ。
CURRY BAR 店主 新居宏文 プロフィール
関西出身。東京の曙橋に店を構え、紅茶を主体としたケータリングサービスも行っている。
豆乳ホワイトカレーをはじめ、ペパーミント、レモンハーブ、馬肉カレー、さばのスープカレー、酒粕のカレーなど、他にはないカレーを創作。旅を真ん中に置いた「旅カフェ」も展開予定。
温泉だけではなく、日本酒の造詣も深い。店では常連客を中心にさまざまなイベントも行われており、馴染みの顔が増えていくあたたかい空間になっている。
新居宏文(あらい ひろふみ)
CURRY BAR ホームページ<http://www.poriyal.jp/>
Facebookページ<https://www.facebook.com/CURRY-BAR-produced-by-Poriyal-647047671978813/timeline>
関連記事
-
ガラスアクセサリー作家 小島恵理さん インタビュー
陽の光を受けて、虹色にきらめくとんぼ玉たち。 ガラスアクセサリー作家のアトリエ「FrostMoonBriller」(フロストムーンブリエ)は彩りに溢れている。 イベント会場で...
-
イベント主催者 平賀南央美さん インタビュー
アート、セラピー、食など様々なジャンルが交わる、 大人の感性が出会う場所「sense meeting!」の主催者である平賀南央美さん。 感性にまかせて自分の惹かれるも...
-
編集者 樺井良祐さん インタビュー
樺井さんの発行しているフリーペーパー。 名:「毬」 コンセプト:贈る 素材:一枚のあたたかい紙 執筆者・挿絵:全国にいる女性 編集長:樺井良祐さん 毎号「年齢」「...
-
企画プロデューサー 豊陽子さん インタビュー
「好きなこと」 それがきっと一番大切なことなのかもしれない、 純粋に自分の魂を注げる対象があるということは、 それが、恋愛であっても仕事であっても幸せだ。 だが、ただ単に...
-
ローフードマイスター 森田寿昌恵さん インタビュー
質問です。 「あなたにとって“食べること”とはなんですか?」 健康になりたい。減量したい。美しくなりたい。気持ちを軽くしたい。 あなたもこんな気持ちを持っていません...
- PREV
- 塩月美香子さんの「ちょぴてつノート」